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第2代会長挨拶 ---
北九州放射線技師会会長の就任にあたり
さあ船出だ〜
会長 河合 裕二
所属 北九州市立八幡病院
今年4月15日北九州放射線技師会総会で理事の推薦を受け、会長に就任しました。16年、17年度は
学術委員長として会の事業に少しばかり関わり、そのまま引退と思っていたところ突然の指名でパニック状
態です。平成17年3月に特定非営利活動法人・北九州放射線技師会となった18年度、新たな船出なのに
船酔いしそうな気分で一杯でした。
今年度我が執行部の庶務、財務も新人揃いで一からの出発です。会員や理事の皆様はじめ、諸先輩方にご
指導、ご教授をいただきながら大海原に出航しょうと考えています。
今年はデジタル画像処理(PACS化等)、CT、MRでの機種の選別化、DPCにおける画像診断管理
加算の非包括化など診療報酬改定がなされ、ますますフイルムレス化等の変革が進むと考えられます。医療
を取り巻く環境も相変わらず厳しい現状です。この変革の中、公益法人資格を取得して1年、これから成長
するためには法人として活動実績や情報公開が求められます。会としてはホームページの活用、放射線展等
の法人としての活動をより活発に押し進め、何を実行し、何ができるかを再度確認したいと考えます。
福岡県本部との関係も福岡県放射線技師会北九州支部から北九州放射線技師会に変わったからといって県
本部の下部組織に変わりはありません。これからも県本部の基本方針に沿って活動していきます。 また、
北九州市急患センターの縮小傾向が技師会の財政面に与える影響は大きく、毎年の会費収入が100万円
弱、会の運営資金が400万円強と厳しい状況のため財政改革も急務であり、熟考の年でもあります。多く
の懸案事項があり、1歩1歩進めていこうと考えています。
過去にとらわれず、北九州放射線技師会の未来のあるべき姿を想像して、今どうあるべきか北九州放射線
技師会・会員の知恵を振り絞り前進しようではありませんか。
最後に、前年度は組織変革の年で、前執行部の原会長はじめ、庶務内田氏、財務田崎氏また新日鐵八幡記
病院放射線部の皆様のご苦労は大変なものがあつたと察しいたします。原前会長はじめ会員の皆様が作られ
た北九州放射線技師会を、少しでも元気がでる、元気になる会にしたいと思います。どうぞ会員の皆様のご
支援、ご協力をよろしくお願いいたします。